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腰椎ヘルニアに見る、無痛ゆらし療法

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腰椎ヘルニアに見る、無痛ゆらし療法

腰椎ヘルニアに見る、無痛ゆらし療法

2023/01/24

腰椎ヘルニアに見る、無痛ゆらし療法

 

 無痛ゆらし療法はどんな手法なのか?これは患者さんからも、診療所のスタッフからも聞かれる疑問点です。なぜ、ゆらすと、痛みが取れるのかと、誰もが思います。うさんくさい目で見る人が大半です。

 当然ですよね、ゆらしているだけで痛みが取れるなら、こんな楽な方法はないからです。では、ゆらすと何が起きるのか?物が乱雑に散らかって、バラバラに入っている引き出しの箱を想像して見ます。ある物は、箱から飛び出している物もあります。その箱を左右にゆすって上げると、まとまって、一か所に集中して行きます。飛び出していた物、乱雑になっていた物、真ん中に収まって行きます。心なしかきれいに整頓されています。ゆらし療法とは結局この原理なのですよね。

  それは腰痛ヘルニアの症状に如実に見ることが出来ます。「椎間板ヘルニア」は飛び出した椎間板が、神経を圧迫することによって痛みの原因になります。それでは、その飛び出している突起物を元の位置に戻して上げれば良いのです。ゆらします。ゆらします。すると、先ほどの箱の原理と一緒で、はみ出していた物が、自然に、ごく自然に正しい場所に戻って行きます。人間には治癒力があります。人間が健康な状態を保持するために、本来あるべき通常の姿に復帰するのは、本能であり、ですから、箱を揺らして乱雑した物を整理するよりも、さらに、確実に立証されるのです。正常な位置に戻れば、痛みも痺れも当然のごとく消滅します。

 それが無痛ゆらし療法の原理と言えます。だから、ゆらし療法によって、痛みや痺れが解消されると言う解答にもなります。

 

  それでは、腰椎ヘルニアの一般的治療とはどのようなものでしょうか。もし、腰が痛くなったり、足に痺れが来た時は、誰もが、まず、整形外科のお医者さんに行きます。レントゲンやMRI検査にて診断してもらい、腰のヘルニアと診断されます。痛み止めの注射を打ってもらい、薬をもらいます。腰を牽引して電気も当てるでしょう。後は安静ですと助言されます。それでも痛みが取れない時は、飛び出した椎間板を手術によって除去する。(椎間板とは、椎骨と椎骨の間のクッションになっている軟骨のこと、ヘルニアとは、体内の臓器などが本来あるべき部位から飛び出している状態のことを指します。)しかし、手術すると言っても、これは大変なことです。脊椎には無数の神経が存在しています。これらの神経を避けながら、飛び出た椎間板の除去をするのですから。一歩メスの動きを間違えたら半身不随になってしまいます。手術をしても、痛みや痺れが取れなかったり、一時的に痛みが緩和しても症状が再発ケースが後を絶ちません。痺れが残ったり、歩行すると痛みが出たり、何らかの後遺症を残している。そのような状態を良く目にします。

 

 ここで一つ考えます。椎間板が飛び出している状態を見れば、痛みを治療するのにそれを取り除く考え方、(手術をする)ことで解決をしようと考えるのでしょうか。この発想は短絡的です。

 なぜ、その椎間板を元の位置に、本来あるべきあった場所に戻してやろうと思考を巡らさないのでしょうか。簡単な理論です。ゆらすことにより、人間の治癒力を最大限に利用して、正常な位置に戻すのです。それが、ゆらし療法の原点であり、理論なのです。それは、ヘルニアだけではなく、ほとんどの痛みに対応するのです。

 

 これでゆらし療法がどう言う理屈でヘルニアの痛みを解消しているか、おおまか、理解してもらえたと思います。「腰椎椎間板ヘルニア」と診断されても諦めないで下し。無痛ゆらし療法により、手術せずに、痛みや痺れが大幅に緩和した方がたくさんいます。

 

  無痛ゆらし療法では、椎間板ヘルニアやその他の腰痛を施術するのに、無理やりに去勢したり、引っ張ったりすることはしません。強刺激による指圧、マッサージ等もしません。逆に強く押したりすると、椎間板は一層飛び出してしまいます。ハムサンドイッチを思い出して下さい。パンからはみ出たからと言って、上からパンの部分を強く圧迫すると、パンはさらに外側に向って動いてしまいます。サンドイッチを全体的にゆらして上げて下さい。ハムは元のあった場所に少しですが戻っているはずです。

 ですから、このハムを椎間板と例えるのなら、ヘルニアの症状に強い刺激は絶体にアウトなのです。押せば、押すほど、椎間板ははみ出てしまいます。そのため、整骨院や整体院に行って施術してもらったら、一層痛みや痺れが増したと苦情が聞かれるのはこの理由なのです。

 

 それではなぜ、椎間板は飛び出してしまうのでしょうか。いろいろな原因が考えられますが、一番の原因は姿勢でしょう。おかしな姿勢を長年取ることにより、腰背部の筋肉が捩じられたまま、極度の緊張を余儀なくされます。すると、掴んの間ににある椎間板に過度の負荷が掛かります。長時間、その様な不自然な状態が続けばどうなるか。その上に、急激に腰背部に荷重が掛かったとすれば、椎間板が耐え切れなくなり、飛び出してしまうのは容易に予測出来ます。すなわち、椎間板の症状になってしまうのです。

 

 では、どのようにゆらすのか?痛がっている人をゆらすなんて無理だ!と言う疑問が浮かびます。もちろん、最初は痛みを確認しながら、痛みを感じる一歩手前で、ゆっくりゆっくり、静かに揺らして行きます。すると、体内の機関が少しずつ元の位置に収まって行きます。それゆえに、痛みを感じさせないのです。無痛ゆらし療法の所以なのです。もし、痛みを感じさせたら、さらに、ゆっくりと、まさにスローモーションのごとくです。痛みが無くなって行くのを確認しながら、揺らし幅を大きく、大きくして行きます。

 

 それから、ゆらしながらゆっくりと伸ばして行きます。それにより、椎間板の圧迫を緩めます。ポイントはゆらしながらゆっくりと伸ばすことです。適正にゆらし、伸ばすことで、筋肉の緊張、脊椎の歪み、捻じれが解消され椎間板が正常な位置に戻れる舞台が整うのです。また、内臓の働きも活性化します。

 椎間板が潰れてしまっている状態であっても、施術を繰り返すことにより、次第に椎間板が弾力性をとり戻して、圧迫から解放されて痛みが改善されて行きます。

 

 また、明らかなヘルニアの画像が見られない場合もあります。椎間板による神経の圧迫が原因ではなく、筋肉の緊張により背骨、骨盤が捩じれての腰の痛みや、座骨神経痛を引き起こしている場合もあります。それらも同様です。ゆくりとゆらし、引っ張ることにより、痛みが解消して行く可能性があるのです。

 

 以上が、ゆらし療法の理屈です。椎間板ヘルニアを例に上げて説明しましたが、他の症状でも一緒なのです。体内の一部の組織がイレギュラーの場所に移動したために身体に異常を来たしている。ならば、レギュラーな場所に戻して上げれば良い。単純明快です。そうすれば、人間には治癒力がある。自然に健康な状態へと快気して行くのは自然の摂理です。

 

 医療機関で「腰椎ヘルニア」と診断されても諦めないで下さい。また、すぐに手術に踏み切らないで下さい。一度、無痛ゆらし療法で施術を受けてみて下さい。身体にメスを入れるのは失敗も伴うし、危険と背中合わせ。後遺症も残ります。その点、無痛ゆらし療法ではゆらしているだけですので、危険も後遺症もありません。まずは一度、無痛ゆらし療法の施術を受けてみて下さい。80パーセントの人がその痛みと痺れを改善しています。ただ、無痛ゆらし療法も100パーセントではありませんので、【それで、駄目なら手術】と決断するのが最善だとアドバイスします。

 

 

 

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