無痛ゆらし療法とはどんな手法なの?
これは、患者さんからも、診療所のスタッフからも聞かれる疑問点です。なぜ、ゆらすと、痛みが取れるのかと、誰もが思います。うさんくさい目で見る人が大半です。 当然ですよね。ゆらしているだけで痛みが取れるなら、こんな楽な方法はないからです。

 では、ゆらすと何が起きるのか?物が乱雑に散らかって、バラバラに入っている箱を想像してみます。また、ある物は、箱から飛び出しているのもあります。その箱を左右にゆすってあげると、まとまって、一か所に集中していきます。飛び出していた物は箱の真ん中に収まって行きます。そして、こころなしかきれいに整頓されています。無痛ゆらし療法とは、結局この原理なのですよね。
 
それは、腰椎ヘルニアの症状に如実に見ることが出来ると思います。「椎間板ヘルニア」は飛び出した椎間板が、神経を圧迫することによって痛みの原因となります。 それでは、その飛び出していた物を元の位置に戻してあげれば良いわけです。ゆらします。ゆらします。すると、先ほどの箱の原理と一緒で、はみ出していた物が、自然に、ごく自然に、正しい場所に収まって行きます。特に、人間には、治癒能力があります。人間が健康な状態を保つために、本来あるべき通常の姿に復帰するのは本能であり、ですから、箱をゆらすよりもさらに確実に立証されるのです。正常な位置に戻れば痛みも痺れも、当然のごとく消滅します。

 それが、無痛ゆらし療法の原理と言えます。だから、無痛ゆらし療法によって、ヘルニアの痛みと痺れが取れると言う解答にもなるわけです。

 それでは、腰椎ヘルニアの一般的な治療とはどのようなものでしょうか。もし、腰が痛くなったり、足に痺れが来た時は誰もが、まず、整形外科のお医者さんに行きます。そこで、レントゲンやMRIで診断してもらい、腰のヘルニアと診断されます。痛み止めの注射を打ってもらい、薬をもらいます。腰を牽引して、電気も当てるでしょう。後は安静ですと助言されます。それでも、痛みが取れない場合は、飛び出した椎間板を手術によって除去する。(椎間板とは、椎骨と椎骨の間のクッションとなっている軟骨のこと、ヘルニアとは、体内の臓器などが、本来あるべき部位から飛び出している状態のことを指します。)しかし、手術すると言いましてもこれは大変なことです。脊椎には、無数の神経が右往左往に存在しています。これらを避けながら、除去するわけですから。それに、たとえ手術をしても痛みが取れなかったり、一時的に痛みが和らいでも症状が再発するケースが後を立ちません。痺れが残ったり、歩行すると痛みが出たり、何らかの後遺症を残している、そのような状態を良く目にします。

ここで一つ、考えます。椎間板が飛び出している状態を見れば、それを取り除く(手術をする)ことで、痛みを治療することになるのなら、なぜ、その椎間板を元の位置に本来あるべき場所に戻してやろうと考えないのでしょうか。 
 簡単な論理です。無痛ゆらし療法では、この理念に基づいているのです。ゆらすことにより、人間の治癒力を最大限に利用し、正常な位置に戻させるのです。それは、ヘルニアだけではなく、ほとんどの痛みの原因に対応するのです。
 
これで無痛ゆらし療法がどう言う理屈で痛みを解消しているのか、おおまか、理解してもらえたと思います。ですから、「椎間板ヘルニア」と診断されても、諦めないで下さい。無痛ゆらし療法により、手術せずに、痛みが取れたり、大幅に緩和した方がたくさんいらっしゃいます。

 無痛ゆらし療法では、椎間板ヘルニアやその他の施術をするのに、無理矢理に矯正したり、引っ張たりすることもしません。強刺激による指圧、マッサージ等もしません。逆に強く押したりすると、椎間板は一層飛び出してしまいます。 ハムサンドイッチを思い出して下さい。パンからハムがはみ出したからと言って、上からパンの部分を強く圧迫すると、ハムはさらに外側に向かって動いてしまいます。サンドイッチを全体的に軽くゆらしてあげて下さい。ハムは元あった場所に少しずつですが戻って行くはずです。
 このハムを椎間板に例えるなら、ヘルニアの症状に強い刺激は絶対にアウトなのです。押せば、押すほど、椎間板ははみだして行きます。そのため、整骨院や整体院、又は、鍼灸院へ行って施術してもらったら、一層、痛みや痺れが増したと、苦情が聞かれるのはこの理由からなのです。

 それではなぜ、椎間板は飛び出すのでしょうか。いろいろな要因が考えられますが、一番の原因は姿勢でしょう。おかしな姿勢を長年取ることにより、腰背部の筋肉が捩じられたまま、極度の緊張を余議なくされます。すると、脊椎の間にある椎間板に過度の重荷が掛かります。長時間その様な不自然な状態が続けばどうなるか、その上に急激に腰背部に荷重が掛かったりすれば、椎間板が耐えきれなくなり飛び出してしまうのは容易に想像出来ます。すなわち「椎間板ヘルニア」の症状になってしまうのです。

 では、どのようにゆらすのか?痛がっている人をゆらすのは無理だ。と言う、疑問が浮かびます。もちろん、最初は痛みを確認しながら、痛みを感じる一歩手前で、ゆっくり、静かにゆらして行きます。すると、体内の器官が少しずつ元の位置に収まって行きます。それゆえに、痛みを感じさせないのです。無痛ゆらし療法の所似なのです。もし、痛みを感じさせたら、さらに、ゆっくりと、まさにスローモーションのごとくです。そして、痛みが無ければ、その幅を大きく、大きくして行きます。

                痛みを感じることなく、触ってゆらして行きます。
   
               この療法は、施術を受けたすべての方が不思議がります。


 それから、ゆらしながらゆっくりと伸ばして行きます。それにより、椎間板の圧迫を緩めます。ポイントはゆらしながらゆっくりと伸ばすことです。適性にゆらし、伸ばすことで、筋肉の緊張、脊柱の歪み、捩じれが解消され、椎間板が正常な位置に戻れる舞台が整うのです。また、内臓の働きも活性化します。
 椎間板が潰れてしまっている症状であっても、施術を繰り返すことにより、次第に椎間板が弾力性を取り戻し、圧迫から解放され痛みが改善されます。

 また、明らかなヘルニアの映像が見られない場合もあります。椎間板による神経の圧迫が痛みの原因ではなく、筋肉の緊張により背骨、骨盤が捩じれていたりして座骨神経痛を引き起こしている場合もあります。それも、同様です。ゆらし、引っ張ることにより、筋肉の緊張を取り除き、体内の器官を正しいポジションに導いてあげることにより、痛みが解消して行くケースがほとんどです。

以上が、無痛ゆらし療法の理屈です。椎間板ヘルニアを例にあげて説明しましたが、他の症状でも一緒なのです。体内の一部が、イレギュラーな場所に移動したため異常を来たしている、ならば、レギュラーな場所に戻してあげれば良い、単純明快です。そうすれば、人間には治癒力がある、自然に健康な状態へと快気して行くのは必然の摂理なのです。
 
 椎間板ヘルニア、大腿骨頭壊死、脊柱管狭窄症で、
 手術せずに痛みが緩和された例がたくさんあります。   
      一度、相談の電話を下さい。